東海自然歩道ルートガイド
2009.03.03 岡部宿〜宇津の谷峠
今回のコース 交通 ルートマップ  参考資料 参考図書
市の瀬〜玉露の里〜岡部宿 宇津の谷峠〜満観峰〜用宗駅
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前回からの続き)
岡部宿ではかなりの雨。
体も冷えてきた。
この天気だとかなり早く暗くなりそうで、宇津の谷峠で打ち切ることにした。

東海道は岡部宿を出ると、宇津の谷峠に向かう。










東海道を進む。
十石坂観音堂の手前に明治トンネルに入る標識が

右に国道1号線のバイパスが迫る頃、左側の道に入る

この道は大正トンネルが作られた時にできた道だろう
















ある程度高度を上げると、右側に国道1号線の昭和・平成の宇津の谷トンネルが見えた

昭和・平成のトンネル前から伸びている明治時代の道で上がってきた観光客

昭和初期に完成した通称・大正トンネル
















オレンジ色の光がまばゆいトンネル内

大正のトンネルを出た所

宇津ノ谷峠の案内。
明治のトンネルの上を峠道が越えているようだ
















峠への入口

峠道を登ると、すぐ地蔵があった

峠道からズームで見た宇津の谷の宿場町
















峠道は階段で整備されていた

宇津ノ谷峠地蔵堂跡。石垣と礎石が残されていた















宇津ノ谷峠。標高は170m

峠から急な下りで作業用道に合流

作業用道を下る
















髭題目碑(写真クリックで詳しい説明表示)

作業用道は明治のトンネルの道の方に別れ、昔ながらの土道で下る
岡部町側の麓に出る
















地元では「鼻取地蔵」と言われる坂下延命地蔵堂

坂下延命地蔵堂の横に歩道橋に出る道が

最新の平成トンネル。
歩道も敷かれていて、楽に峠の下をくぐれるように
















国道1号線の岡部側を見る

歩道橋で対向車線へ

こちらは昭和のトンネル。
このトンネルのおかげで車での往来がグンと楽になった
















歩道橋を降り、いよいよ明治のトンネルへの道がスタート

ゆるやかな傾斜の道

大正のトンネルからの脇道と作業道からの脇道を合流して、いよいよ明治のトンネルが見えてきた
















レトロな照明が残るレンガ作りの明治トンネル。
明治9年に貫通。わが国初の有料トンネルだったとされている

明治トンネルを出る
















宇津ノ谷の宿場町に入る

木造の家屋がしっかり保存されている

名宇津ノ谷名物「厄除十団子」のお店。
天保時代に中村寛亭という人がこの店に来られた時の絵が正面にある
















江戸時代の人の往来が華やかしき頃が偲ばれる

「車屋」の屋号が残る。
宇津ノ谷には、他にも「伊勢屋」「角屋」などの茶店時代の屋号がそのまま残り、近所付き合いも屋号でやり取りされているそうだ

宇津ノ谷入口バス停に。
新静岡駅行のバスがやってきた














交通
[市の瀬]
藤枝市営バス「瀬々らぎ」が運行(藤枝市営バス
歩いていた時点で、藤枝駅から瀬戸谷小学校まで出ていた、しずてつジャストラインバスも藤枝市自主運行バスに置き換わった。
一部は金吹橋でしずてつジャストラインバスとの乗り換えあり


ルートマップ(ルートラボより)

今回のコース(市の瀬から)
8:44 びく石登山口バス停〜9:38 ビク石〜10:51 玉露の里 10:57〜11:48 第二東名下〜12:55 岡部宿 13:00〜13:45 大正トンネル〜14:06 宇津ノ谷峠〜14:45 明治トンネル 14:50〜15:15 宇津の谷入口バス停

参考資料:
■東海道ルネッサンス:東海道宇津ノ谷峠
http://tokaido.canariya.net/1-rene-tokdo/html_page/1book/index.html
■あさひテレビ:とびっきりしずおか遠之助東海道珍道中:宇津ノ谷峠
http://www.satv.co.jp/program/tobikiri/tokaido/episode9.htm









<参考図書>


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