東海自然歩道ルートガイド
2009.03.26 草薙駅〜日本平〜三保の松原
今回のコース 交通 ルートマップ  参考資料 参考図書
東静岡駅〜清水駅〜興津駅 興津駅〜浜石岳〜野田山→
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興津駅から、草薙駅まで電車で移動。
この日の後半は日本平から久能山、そして三保の松原へ。
実は相当の距離を歩くことになる。










草薙駅を降りてすぐの踏切。
静岡鉄道の電車が

ヤマトタケルノミコトを祀っている草薙神社の鳥居
道標はところどころしか置いてない。
地図必修!
















道標。日本平ハイキングコースも兼ねている

おおよそ参道とは言えない道を歩くと、これが草薙神社だった

途中バスの廃車体が。
珍しい3ドアだった
















案内板があった

コースを外れ、ゴルフ場に入り込んだ

ゴルフ場の奥はお茶の畑
















日本平の塔があった!

車道が途切れ、藪の中の登り

日本平パークウェイに出た
















パークウェイから見る草薙側の景色

日本平にはヤマトタケルノミコトの像があった

日本平ホテル









日本平

標高308メートルの頂上付近からの眺望で有名で、正面に広がる富士山、 伊豆半島や南アルプス、眼下に広がる清水区の街・清水港と駿河湾と雄大な景色が広がる。 国の名勝に指定されており、また1980年の日本観光地百選コンクールで第1位となっている。夜景スポットとしても有名である。

日本武尊の伝説が地名の由来。

有度山(うどやま)という山としての呼称もあり、これは周辺の地名に「有度」「有東坂(うとうざか)」などで用いられているものの、現在では日本平に比べ 使われる機会が少ないが古来この地には駿河国有度郡(うどのこおり)と称する郡が置 かれており由緒のある地名である。

静岡県内の放送局各社が個別に建設したアナログ放送用の日本平送信所と、共同で建設した日本平デジタルタワーがある。

日本平ホテルの庭園はその風光明媚な所在も相まって、テレビドラマや映画の撮影によく使われている。
主だったところでは「華麗なる一族(TBS)で主人公の自宅として、広大な庭園が使用されていた。
(「Wikipedia: 日本平」より抜粋)










日本平にあった案内板

「不思議な石鹸」を売っている自然倶楽部のビル

日本平の電波塔群へ














 (↑)清水方面を見る

(←) 「赤い靴」像が。1986年に建てられた。
「女の子」のモデルが清水出身の「きみ」で在ることから建てられた像だが、異説もある(Wikipedia: 赤い靴より)

錚々たる電波塔群
















日本平の山頂広場

静岡の名産品を販売している日本平パークセンター

北原白秋が作詞した遊園地のコマーシャルソングとして作 られた「ちゃっきり節」の像
















ロープウェイが駅にやってくる

日本平は「恋人の聖地」らしい

ロープウェイの搬器



日本平ロープウェイに乗って、久能山東照宮へ
(動画はこちら










日本平ロープウェイのチケット

久能山駅に到着

長い階段を登り、入口の楼門へ









久能山東照宮

久能山(標高216m)は、元々日本平と共に太古海底の隆起によって出来たもので、 長い年月の間に浸食作用等のため堅い部分のみが残り、現在のように孤立した山となった。
推古天皇(592年〜628年)のころ、久能忠仁が久能寺を建立し、奈良時代の行基を始め、 静岡茶の始祖といわれる聖一国師など、多くの名僧が往来し隆盛をきわめた。
永禄11年(1568年)、駿府へ進出した武田信玄は、久能寺を矢部(静岡市清水区)に移し(今の鉄舟寺)、この要害の地に久能城を築いた。
しかし、武田氏の滅亡とともに駿河は徳川家康の領有するところとなり、久能城もその支配下に入った。
家康は、大御所として駿府に在城当時、「久能城は駿府城の本丸と思う」と、久能山の重要性を説いたといわれる。
死後、その遺言により当山に葬られ、元和3年(1617年)には二代将軍秀忠によって社殿が造営された。
その後三代将軍家光によって造営された日光東照宮へは、ここから御霊の一部を移したとされている。
落成当初以来の多くの建造物が現存するが、明治初期の廃仏毀釈によって五重塔を失っている。

(「 Wikipedia:久能山東照宮」より抜粋)










奥に拝殿が見える。
奥にある本殿は西を向いている

重要文化財の拝殿。権殿作り
拝殿の内部
















獅子まで金箔!

根古屋の集落。後ろには太平洋!
















1159段の階段の参道を下る

久能山徳音院。
徳川家康をはじめ3代将軍に仕えた南光坊天海(慈限大師)により開かれたお寺。
御本尊は家康ゆかりの薬師如来


最後は石畳だった
















正面の鳥居

鳥居前にある土産物屋。
名物のいちごを使ったソフトクリームが売られていた

国道150号線(通称いちご海岸通り)に出た。
海の動画
















振り向いて見た久能山

いちご海岸通りを進む。三保の松原まで8キロ

いちごの農園が点在している中を進む
















いちご海岸通りは、すぐに片側2車線のバイパスへ

いちご海岸通りを離れ、海岸沿いを歩く

松だらけ!









三保の松原

その美しさから、日本新三景・日本三大松原のひとつとされている。
日本の白砂青松100選にも指定されている。

平安時代から親しまれている三保半島の南側に広がる景勝地である。 総延長7キロメートル、5万4千本の松林が生い茂る海浜と、駿河湾を挟んで望む富士山や伊豆半島の美しい眺めで有名。歌川広重の浮世絵『六十余州名所図会』 「駿河 三保のまつ原」に描かれている。

三保半島は、安倍川から海へと流された土砂が太平洋の荒波に運ばれ、日本平を削りながら出来た砂 嘴である。何百年にわたり流された土砂が静岡海岸、さらには清水海岸に幅百メートルを超える砂浜を作り、現在の清水港を囲む三保半島、および三保の松原の 砂浜を形成した。

羽衣伝説の舞台でもあり、浜には天女が舞い降りて羽衣をかけたとされる「羽衣の松」と呼ばれる 樹齢650年の老松があり、付近の御穂神社(みほじんじゃ)には、羽衣の切れ端が保存されている。

毎年元旦の朝には大勢の人々が集い、伊豆半島の山々から昇る初日の出を拝む

(「Wikipedia: 三保の松原」より抜粋)
動画はこちら








 (↑)祭神の乗り物を指すという羽車神社

(←)空に伸びる羽衣の松

羽衣の松前の広い砂浜
















砂浜の後ろ側には松が左右広く生えている

海岸線沿いを清水灯台まで

富士山は残念ながら雲に覆われて見えなかった














 (↑)三保飛行場

(←) 清水灯台。三保灯台ともいう。
明治45年設置。
日本初の鉄筋コンクリート造りの灯台

東海大の敷地の脇を行く














 (↑)山頂を除き、ここでは富士山が見えた

(←) 真崎灯台。東海自然歩道はここまで

東海大海洋科学博物館。
東海大学の歴史はここ、三保から始まった











この後はバスに乗って、清水駅に向かい18切符で電車を乗り継いで大阪まで帰った




陸に上がった保存船「東海大学丸二世号」













交通
[草薙]
JR東海、静岡鉄道静清線
JR東海えきから時 刻表

[日本平]
東静岡駅、静岡駅へしずてつジャストライン運行
平日は昼間1日3本、土日祝昼間1時間に1本
時刻表

東静岡駅南口  静岡駅前(19番乗り場)

[日本平ロープウェイ]
時刻表。 運賃は大人550円

[久能山下]
大谷乗換で静岡駅方面と、清水駅前方面あり
時刻表
清水駅前方面平日は1〜2時間に1本だが、土日祝は4本のみ
大谷行は1時間に1本

清水駅前(1番乗り場)  大谷

[三保]
清水駅前方面
清水駅前〜三保車庫前間は10分に1本、三保車庫前〜三保水族館間は30分に1本
三保水族館  三保車庫前  三保本町  羽衣の松入口  折戸車庫
羽衣の松には羽衣の松入口バス停が、清水灯台には三保本町バス停が、真崎灯台には三保水族館バス停が最寄

清水駅前(1番乗り場)

[清水駅]
JR東海えきから時 刻表

清水中心部(清水駅)  清水南部(三保)  久能山下  大谷  東静岡駅  静岡駅前 

ルートマップ( ルートラボより)

今回のコース
(前半の続きから)8:37 草薙駅〜9:06 草薙神社〜10:14 日本平ホテル〜10:45 日本平駅〜10:55 久能山駅〜11:36 久能山下〜13:15 羽衣の松 13:20〜14:19 東海大海洋科学博物館

参考資料:
■旅に行き隊:日本平山頂と日本平ロープウェイ
http://quetzal.gozaru.jp/q010/ni01.html
■Wikipedia:ちゃっきり節
http: //ja.wikipedia.org/wiki/ちゃっきり節
■静鉄グループ なるほどコラム:ちゃっきり節誕生秘話
http://www.shizutetsu.co.jp/column/column_cya_story_01.html
■玄松子の記憶:久能山東照宮
http://www.genbu.net/data/suruga/kuno_title.htm
■徳川家康・フォトストーリー:久能山徳音院
http://sakuraoffice.com/kunouzan.html
■富士おさんぽ見聞録:羽車神社
http://iiduna.blog49.fc2.com/blog-entry-91.html









<参考図書>


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