東海自然歩道ルートガイド
2008.12.30 高雄〜菩提の滝〜鷹峰源光庵
今回のコース 交通 ルートマップ  参考資料 壁紙  参考図書
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JR京都駅から栂ノ尾方面のJRバスで高雄へ

走ること50分。
山城高雄バス停へ到着

石畳の道を下る
















水色の道を来て、 東海自然歩道(の道)に合流
シーズンオフなのか高雄の人影は少なかった

槙ノ尾山西明寺に向かう指月橋
















石垣で囲まれた中をゆく

少し行くと、国道162号線に合流。
京都一周トレイルの道標もあった

白雲橋。
京都一周トレイルは右手に見える駐車場を通り、沢ノ池に向かう
















栂ノ尾山高山寺への入口

高山寺はパスしてそのまま国道162号線をゆく。
ここは夫婦橋

国道162号線は歩道がなく、自家用車やダンプが高速でビュンビュン飛ばすので、歩行者にとってはかなり危険。
完歩のためにはこれも試練
















一部道路拡張用のスペースなのか車が入ってこられないところがあって、一安心

国道162号線は杉の里トンネルに向かうが、東海自然歩道は閉鎖された旧道を歩く

半周するように歩いて、杉の里トンネルと紘葉橋を見る
















車が走らなくなった旧国道はとても物静か。
落ち葉が落ちて、クッションになっていた


名杉の里トンネルの出口で国道162号線と合流
















すぐに今度は中川トンネルに向かう国道162号線と別れを告げる

菩提道バス停前で旧国道から外れ、山の中へ。
ここでは180度ターンするような感じで山の中に入る
(写真クリックでこの地点の標識等の写真表示)
















菩提川沿いに山道をゆく

の矢印に進み、菩提の滝
(本線は水色の矢印)

落差約10m菩提の滝。
時代劇や京都を舞台にしたドラマの撮影地にもよく使われた









菩提の滝

中川から菩提道を登ったところにある高さ10mの滝。
北山杉の丸太を磨くのは、「菩提の滝」の滝壷から採取したきめ細かな砂に限るそうだ。
ふつう「鷹峯」というと、光悦寺や源光庵の印象が強いが、この滝はその鷹峯の北西端にある。
川端康成の「古都」で取り上げられている他、時代劇をはじめとするテレビドラマの舞台にもなっていた

(動画はこちら
















さらに上流へ

沢ノ池への分岐

北山杉の間を上がっていく。
ここまで舗装されているとはいえ、かなりきつい上り勾配
















林道を分岐し、地道の山道に入る

直線の山道

地道に入って5分で上ノ水峠。
来た方向を向く。
ここで、沢ノ池方面から来た京都一周トレイルと交差
















上ノ水峠からは滑り落ちそうな急な下り

下り きった所を右に曲がる。
何故か木製の机と椅子がおかれている
















直線状の下り

車道になり、天神川(通称紙屋川)沿いに進む

ろうけつ染の「瑠璃工房」の前を通る
















工房が多い原谷への分岐

突き当りを右

ご覧のような花屋さんや、有機農法で作られた野菜の販売 がされていた
















いよいよ千束の急坂に

スリップ防止の模様がキツさを感じさせる

坂を登り切ると、何故か上側にミラーが。
何のため?
















勾配は21%。そりゃきついわけだ

坂の上側から急坂を見る。
光悦荘がある

鷹峰にやってきた
















旅館 然林房

青空に吹き流し。
圓成寺









光悦寺

光悦寺(こうえつじ)は京都市北区鷹ヶ峰にある日蓮宗の寺院。山号は大虚山。親師法縁。
鷹峰三山(鷹ヶ峰、鷲ヶ峰、天ヶ峰)を望む景勝地。
江戸時代の芸術家である本阿弥光悦に元和元年(1615年)に徳川家康がこの地を与えた。
『本阿弥行状記』によれば、当時は「辻斬り追い剥ぎ」の出没する物騒な土地であったという。
この地に光悦の一族や様々な工芸の職人らが移り住み芸術の集落となった。
光悦の死後に屋敷は寺となり、境内には光悦の墓碑がある。
境内には大正時代以降に建てられた7つの茶室が散在
庭園中央の臥牛垣と呼ばれる垣根周りの紅葉が素晴らしい



源光庵

1346年(貞和2)大徳寺2代徹翁義享国師によって開創。
1694年(元禄7)卍山道白禅師により臨済宗から曹洞宗に改められた。
現在の本堂はその年の建築。
丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」があり、それぞれに仏意がこめられている。
本堂の天井は、伏見城の遺構で、落城の悲劇を伝える血天井。
(京都市観光文化情報システムwebより →URLはこちら

















反対側には光悦寺の入口が

光悦寺とともに紅葉の名所、源光庵

鷹峰源光庵前バス停が見えた














10分ほどで四条大宮行のバスがきた。
この日は大阪に出て飲み会に参加した










交通
[高雄周辺〜菩提道バス停]
京都駅〜栂ノ尾、周山の西日本JRバス(栂ノ尾まではおよそ20〜40分に1本、栂ノ尾以遠は1日13〜14本=期間によって減少あり)。
ダイヤ等はこちらから

[鷹峰(源光庵前)]
京都市交通局バス。四条大宮からのものと、北大路バスターミナル(地下鉄北大路駅前)のがある。
鷹峰源光庵前バス停の時刻表はこちら


ルートマップ( ルートラボより)

今回のコース
11:00 山城高雄バス停〜11:25 栂ノ尾高山寺前〜12:10 菩提道バス停前〜12:30 菩提の滝〜13:03 上ノ水峠〜14:03 鷹峰源光庵前バス停

壁紙集(解像度1024×768と1280×800:自由にダウンロードしていただけます)→ 壁紙集のページもご訪問ください
高山寺前のうろこ雲 菩提の滝

参考資料:
■高雄保勝会
http://www.kyo-takao.com/
■AGUA:時代劇の風景 ロケ地探訪:菩提の滝
http://agua.jpn.org/film/f41.html
■日本共産党京都府委員会:ぶらり京都:京都の滝紀行:菩提の滝
http://www.jcp-kyoto.jp/kyoto/taki/03taki_bodai.html
■京都クルーズ・ブログ:菩提の滝
http://office34.exblog.jp/7032775/
■京都観光タクシー:京都の社寺と庭園、光悦寺の紅葉
http://homepage2.nifty.com/cub/niwa/koetuji.htm
■Wikipedia:光悦寺
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E6%82%A6%E5%AF%BA









<参考図書>





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