陣馬の滝 waterfall of Jinba in Japan(2008.11.04)


陣馬の滝は、五斗目木川にかかる滝で、上流からの水の流れと、 溶岩のすき間から湧き出す水が滝をなしている。
その様子に、白糸の滝と同じように、富士山麓の湧水の仕組みの一端を見る事が出来る。
鎌倉時代の初め、建久四年(1193年)のこと富士山の麓で巻狩を催した源頼朝が、 日が暮れて滝の近くに一夜の陣を敷いた。
それから後その滝を陣馬の滝というようになったと伝えられている。
また、その夜のこと、滝壺からドンドンと太鼓を打つような音がしたので、 不思議に思った頼朝は、次の日家来に滝壺を探らせてみた。
すると、滝壺から中が空洞になった太鼓の胴のような石が出てきた。
その石は、太鼓石と名付けられ今に伝えられている (迸る水:陣馬の滝より)

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