交通編
2003.12.20 雪の飯田線544M、上諏訪〜豊川:115系S3編成
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2007年3月18日ダイヤ改正で飯田線で 走っていた115系S編成が引退します。
最後まで残ったうちの1編成がちょうど3年半近く前に乗った S3編成でした。
惜別の意味もこめて、乗った時に撮った写真をアップしたいと思 います。

当時はデジカメのメモリカードも高く、640×480の解像度 でしか撮ってませんでした。あしからず。
まさか3年半もしないうちに消えることになるとは、全くこの時 は思いもしませんでした。










前日 は江ノ島を見たりして、川崎で飲み会で、川崎駅前のネット喫茶に泊まる。
大阪での帰りは飯田線に乗ろうと思い立ち、
冬至のまだ暗い午前5時前に、川崎を発つ。
前日と打って変わって寒い朝にブルっと来る。
東神 奈川→八王子→高尾と回り、そこから「山電」で544Mの始発駅、上諏訪に向かった。









甲府を過ぎ、高速道路などで近代化された八ヶ岳の裾野の 段地を電車が行く

上諏訪駅に到着。
まだ朝なので人がいない

上諏訪駅の改札
















目的の544Mがもう待機していた。
飯田線で主力の119系ではなく、115系だった。雪がこびりついている

上諏訪駅にしめ縄が

上諏訪駅は温泉が出る。以前(20年前に通った時)は飲 料水としてお湯が出るだけだったが、今回は足湯が整備されていた
















足湯の中

足湯に入る

屋根が非常に低い、スーパーあずさが到着。544Mに接 続する
















9:17に上諏訪を出発。
すぐ次の下諏訪駅へ

雪化粧の諏訪の市街地

辰野に到着。
いよいよこれから飯田線に入る
















辰野のタンク車

上流の天竜川を下る

ホームにも雪が積もり、靴跡が。
車掌も「足元にご注意ください」を駅ごとに繰り返していた
















183キロポスト。
雪で地面が見えない(北殿駅)

田畑と住宅地が混在する景色

進行右側に、中央アルプスの山並みが見えてきた
















奥にうっすら見えるのが木曽駒ヶ岳か。
カラー写真なのに、白と黒しか見えない

雪が積もった宮田駅

中部天竜までは、天竜川のたくさんの支流を一つ一つ渡っ てゆく

















こちらは南アルプスの山

少し地形が凸凹してきた。
天竜川はもうかなり下を流れているのだろうか

















伊那福岡あたりで、かなり道路(国道153号線)の上を 通るようになった

伊那福岡から田切に掛けて、名物Ω(オメガ)カーブを走 行中

田切駅近く。天竜川の谷に向けて緩やかに斜面が下ってい る
















田切近くの集落

田切の駅前

河川段丘の丘の上に田切 の集落がある。奥は天竜川の暴れ水が削った急な斜面となっている
















列車が通ると、風圧で手前の草が揺れる。
重量級の115系は、草を激しく揺らす

収穫用の箱が放置されている畑。
積もる雪が綺麗な文様を写している

この川はかなり深い。
与田切川か。
そう言えば、伊那谷付近には「田切」と名の付く川が非常に多い
















引き続き木曽山脈。遮るものがない

七久保付近。平坦な台地の上に乗る。
天竜川は深く谷を刻み、この後の道程を困難なものにする

七久保駅



















高遠原付近。
かなり高度を下げた天竜川が、一瞬もやの向こうに見えた

伊那田島付近は果樹園が広がる

奥の森の向こうが天竜川。
急斜面を迂回するように、右に左に車が揺れ、高度を下げてゆく
















果樹園と南アルプス

都会の身には、うらやましいほど大きな民家が点在する。 屋根もすっかり雪で覆われた

飯田の市街地へ。
しっかり除雪されている。
積雪も心持ち、低くなってきたよう
















飯田を過ぎ、奥にジャスコが見える鼎付近。

天竜峡付近になると、雪が完全になくなった

急峻な山を分けて、天竜川と共に曲がりながら南へ進む









ここ まで寝ずに来たが、上諏訪から3時間が経った門島辺りから、怪しくなり、天竜川の渓谷沿いは寝たり起きたりだった。必死に目を開けて景色を見ようとした が、やはり無理だった。
オールナイトの飲み会と、朝から寝ずに列車に乗り続けていた事がここで響いた

















こんなに雄大な天竜川

門島から南の天竜川沿いは平地がほとんどないが、少ない 平地に家が建つ

行程の3分の2、中部天竜に到着。
眠気覚ましに外に出てパチリ
















佐久間レールパークが併設されている。
流電モハ52型が登場時の塗装に塗り替えられていた。珍車クヤ165やオロネ10の姿も

中部天竜からしばらくは、天竜川の支流、相川を遡る。本 流と比べて穏やかな川様だ

すっかり天気も晴れた。
奥の山も山肌を露に見せる









この 後は、7年前に景色を見ていることもあって、ほとんど寝てしまう状態に。
豊橋の手前、豊川で名鉄に乗り換え、金山からまたJRに乗り、家に帰りました。
途中、中京競馬場駅で、競馬帰りだった昨日のオフ会に参加した人とバッタリ合ったのにはびっくり









ありがとう、S3編成…


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